ビジネス版「悪魔の辞典」(組織編)(教育編)
(2013年2月5日 10:00) カテゴリー:所長通信この
「組織編」です前は「悪魔の辞典」の人事編をご紹介しました
勝手に懐かしがって クスッと笑っているのは 私だけかもしれませんが
もう少しおつきあいください
「プロジェクトチーム」・・・①既存の組織が、いかない環境に適応していないかを示すもの。放っておくと、会社中プロジェクトチームだらけになる。②忙しい社員を、より忙しくする仕組み。
プロジェクトチームをなくすプロジェクトチームというのがあったりして・・・・
「課制廃止」・・・課をグループに、課長をマネジャー、リーダーに呼称変更するもの。
「人事部」・・・人生を決する非常に重要なことを、「ヒトゴト」として扱う部署。
「財団法人 社団法人」・・・①「経営努力の不足」という批判に対して、「公共性」という楯をもって言い訳ができる組織。②高級官僚が民間企業に天下りする前のオードブル。
このように言われ続けて いま公益法人の見直しがおこなわれていますが・・・
「教育編」
「ケースメソッド」・・・沈黙は禁。
「TOFEL]・・・問題文まで英語なので、英語がわからないと受けられない試験。
「TOEIC]・・・問題文は日本語なので、英語が少しわかれば受けられる試験。
社内共通言語は英語 という会社が現れた現在、 少しであろうがたくさんであろうが 英語は就職に必須?
「通信教育」・・・①脱落するために参加するマラソン。全員が修了すると、通信教育会社は赤字になる。②意志の弱い人が、「やっぱり意志が弱かった」と再確認するための道具。
でも 最近の通信教育って 工夫されてますね。この業界も生き残りが大変なのかも・・
「ディベート」・・・日本企業においては、できない上司に対してはやってはいけないとされている、相手を論破していく能力。ということは、この能力は一体いつ使うのだろうか。
たぶん外国(それも中国なんかとくに)に対して使う必要があるのではないかと思いますが・・・
「暗黙知/形式知」・・・わかったような気になる日本的経営のキー概念。でもわからないので、また来年講演を聴きたくなる。これが暗黙知の神髄?
また 時間があったら(ブログの種がなくなったら・・・ではありませんよ)ご紹介します