(旧)ジャニーズ事務所が長年にわたって放置してきた

アイドルを夢見る少年たちへの性加害報道が続いています

もちろん 被害者救済は第一義に取りくまなければならないことだし

視線を逸らすことなく 一過性の叫びになることなく実績を積み重ねていくしかないと思われます

といってもこのような罪に完全なる救済やおわびというのはありえないでしょうし その方法も多岐にわたるでしょう 

「はりのむしろ」であっても全力を挙げて一つ一つ解決に向けて努力し続けていかねばならないことは言うまでもありません

しかし そのニュース等の報道を見聞きするにメディアの報道の調子や熱気に少し違和感を感じるところもあります

事の規模の大きさ 期間の長さ 芸能界という色々な意味で注目される業界での出来事 今回は女の子が被害者でなく

若い男の子が被害者であることなどこの報道の熱気の原因を上げればそれぞれわからないでもない気もします

それは一つ一つ無視して通り過ぎて良いものではないというのも言うまでもありません 

メディアが「忖度」して秘匿に一役かっていた いわば共犯性に対して 

それぞれがどのように対応するのか 強く問われているというのも 周りが興味深く見ている一つの要素であるということもあると思います

自分のことはさらっと反省のコメントを出して それ以後は「報道ですから」と言わんばかりに熱く取り上げている 歯切れ悪く見えたりします

もしこの「メディアの共犯性」がなければ もっと違った報道になっていたかもしれないと思ったりもします

またタレントをCMなどで起用してきた企業も うすうすそのようなハナシを知っていながら・・だったから 何かコメントも歯切れ悪いような気がします

深いことは知らないしわかりませんが その中でひたすら努力してきたタレントがあたかも自分の過去の過ちのごとく巻き添えになっているのも気の毒な気がしないでもありません

社会では また人生には 必ずしも自分のせいではないことでも戦って乗り越えなければならないことは襲ってきます とはいうものの

ご当人(事務所)も右往左往状態でしょうし 前例もないことには弱い日本社会だし・・・

しかし それぞれがもっとはっきりと保身などではなく メリハリのある対応を 

ことの善悪や対応しなければならない真実の見極め 誠意ある行動など もう少し何とかすっきりする行動はできないものかとおもわれてなりません