昨年の今頃 可愛がっていた犬が天国に召されました

大型犬だったこともあり 晩年は前十字靭帯断裂で歩けなくなり 

車いすを使ったり 自由に動けなくなったことが 本人(犬)的にもつらかっただろうと不憫で

息を引き取ったときには 悲しみと並行して もう自由になったから天国で思い切り走れるね と

少しホッとした気持ちもありました

家族同様に可愛がってきたペットを失くされた方はみんな同様でしょうが

もう二度とこのような思いはしたくないと喪失感の中でつくづく思います

その一方で 今まで当然のごとく身近にあった息遣いがなくなってしまったことに対して

なんとも言えない寂しさにさいなまれることも事実です

そのような中

また子犬を迎えることがあるのだろうか と思ったとき

小型のコンパニオン犬と言われる子なら寿命が15~6年はあるだろうし

今までのような大型犬ならば寿命は10年足らずと短いけれど

力の強い大型犬を責任もってしつけられるかと言えば 体力的に難しいかも と弱気にもなります

いずれにしても 高齢者が犬に関わらずペットを飼育する場合

日常の世話はキチンとできるか ということはもちろん

自身の体の不調や入院などの場合も飼育崩壊しないように対応できるか

その上 誰かに世話を託して引き取ってもらわなければならないことになったとき

そのような状況になったという判断や手配ができるだけの力や能力が残っているのか

などなど いろんな問題があることに気付きます

ペットだけでなく 長い期間にかかわることについては 可能性がどんどん狭まってきていることも

冷静に受け止める必要があるということだと思いました