最近「パーパス経営」という言葉をよく目にするようになってきたように感じています

パーパスとは単なる目標とか目的といった意味ではなく

存在意義・志とでも言うようなもので

このパーパスを実現させる場を提供するのが企業である というように用いられています

エン人材教育財団理事長の越智氏は

自社独自の思想や価値観を明確にしたうえで

パーパス(社会における自社の存在意義)と

ビジョン(自社がめざす 周りから見られたい将来像)がある

という順番で自社の企業理念があると 言われています

すなわち 次世代型人材を創り出すのに必要なのは 

まさにこの「パーパス」をもつことが必要だというわけです

また このパーパスは押し付けられるものでなく 

社内外で共感され共創されるものだとも言われています

ですからパーパスがお粗末であったり ウソがまざっていたりすると

逆効果をもたらすことさえある ということになります

パーパスの策定は 経済全体や一般社会における自社の役割を鮮明にすることであるので

それを策定するにあたっては 経営者が何を決めるべきかをはっきりと理解していることが必要となります

またパーパスと実際の行動が不一致にならないかも大変重要なことになります

まだパーパス経営の現実においてはこのパーパスの不一致は散見されることが多く

あるいは 経営者から一方的に策定され推進されるものになっているいことも多くみられるので

いかにして社内外の思いや企業文化あるいは環境と一致していて 

共感を得られ 共創されたものになっているか 

に注意して創り上げていくいくことになります