ウクライナ侵攻
(2022年4月11日 09:00) カテゴリー:所長通信ロシアによるウクライナ侵攻を目の当たりにして
誰がこの様になることを適格に予想できただろうと思います
今の世界では 小さな小競り合いのような戦争はあっても
非戦闘員の一般市民を無差別に大量に殺害することなどありえない
核兵器を使用することなどありえない と
それが常識とたくさんの人が思っていた節があるような気がします
考えれば 核兵器は使わない とか 一般市民を攻撃しない とか
細菌のような生物兵器は使わない とか・・・・・
そんな限定を守ってする戦争などあるわけないのに と思います
しかし また心のどこかで そんな残虐なことを平気(?)でできる人などいない と
いまだに思っていて
目の前に現実を見ながら信じられない思いでいることもまた事実です
多少自分たちの生活に不便が生じても 支援を継続してほしいとアンケートに答えた人が67%とかいう話を聞いても
同感同感と思い こんな時に物価た上昇したり 生活物資が不足したら困ると声高に叫ぶ人がいたら
なんと自己中心な勝手な人だろうと思ってしまうだろうな とも自覚します
共通の敵ができれば 人は結束するとはよく言ったものだとも思いますが
それでは 今ののんきな日本で 今後に向けてどうすればよいのかと
我が事として対策を迫られたらどうするだろうと思うと 不安な気持ちになります
日本も武装できるように憲法改正をするのか 核武装できるようにするのか・・・・
この様なことをこのチャンスに と声高に叫ぶ人もでてくると思います
やはり自分の身は 自分の家族は 自分の国は・・・自分で守れなければならない とベースのところは思います
しかし 今の日本の国際的な立場や力関係はどうなっているのか キチンと認識できているかというと自信はないし
どういった方向に努力すべきかということも定かでないし
何より政府と国民の間に一体感はあるのかとそこから心配になります
ウクライナのニュースを見ていて 国境まで妻や子供を送ってきた人が戦うために戻っていく ということに
日本でもいざとなればこのような動きになるのかしら・・と今一つ確信が持てない気持ちになりました
いつでも戦争できるようにするぞ・・という体制になればよいのに と単純には思いませんが
本当の自立した国 国際社会で自分の立場を毅然と主張でいる国 になるためには
まず政治家だけでなく 全国民が目を覚まして考えないといけない
いまはまだ覚醒していないのだ とそのことだけでも気づかなければならない
そのように思っていられることをウクライナの人には後ろめたく思いながら
でも どうする日本 と思っています