今年も年末になり 新しい年を迎えようとしています

コロナも日本では何とか抑えられているように感じます

ただ なぜ日本は感染者数が増加しないのかという問いにはっきりした回答のない中で

みんな警戒心を持ちつつ何とかこのままで・・と薄氷を踏む思いでいるところだと思います

2年近くなるコロナとの闘いを通して また直近の衆議院議員選挙を通して

支持する政党や政治家にかかわらず みんなが何か夢や願いを託す気持ちになっていないような気がします

多分・・ですが 

政治家や政党が 細かな政策にこだわり 人気を気にし 

肝心の大きな政治決断や長期的な展望に基づく方向性を示せていないと

みんな感じているからではないでしょうか

また昔は 政治家が人気取りに走ってぐらついても 

日本は官僚がしっかりしているから基本的なところは大丈夫などと言われていたのに

その官僚も保身と省庁間のせめぎ合い(責任の押し付け合い?)に終始し

政治家の言うことに従わないとわが身が危ない(いうことを聞いておけば無難)というような態度に終始しているようです

自分の在任期間をとにかく大きな傷なく乗り切ることにのみ全力を挙げているように見えます

コロナの一律10万円の給付も感謝というより批判的な世論の方が声が大きいように思われるのに

またしてもバラマキ合戦の繰り返しです

世論的には給付に反対ではなく 本当に必要なところに給付してほしい・してあげてほしいなのに

バラマキの理由はその方が事務的な手間が省け時間的に速やかに給付できる というもので

スピードも重要ではあるけれど 第1回の給付から時間があったのに何をしていたのかという不信をよび

人気取り(?)のバラマキの財源やその必要性について

本当に必要だとするならばまともに向き合って説得しようという姿勢が欲しいのに

今のところそのような声や主張は耳には入ってきてなく また凝りもせず負債を将来に先送りし

根拠もなく超楽観的(?)にそのうち「いいこともあるでしょう・・」というような無責任な垂れ流しが

起こっているようにしか思えません

これは全国民的は失望観や不信観がますます増大するとしか思えません

そしてそればますます日本を危機にさらしていく悪循環の始まりになっているのに・・・

さほど政治的な主張も主義も何もない そちらの方面とは程遠い私ですら 先のことを考えると寒くなります