京都新聞の「天眼」というコラムに同支社大学の浜矩子教授が書いておられました

「日本の政策責任者たちにかけているものが二つある 良心と良識という二つの良である」

「良心がないから良識が形成されない 良識が欠如しているから良心が芽生えない」

「良心がある者たちは 常に自省する。 本当にこれで良かったのか
 自分たちがやろうとしていることの中に何か盲点がないかと思いを巡らす」

「何かまずいことが起こった時、良心あるものは「ひょっとするとこれは自分のせいか?」
と胸に手を当てる」

「手前勝手な構想が頭に浮かんだ時 良識あるものは 「さすがにこんなことをしてはまずいだろう」
と考える。 そして踏みとどまる」

「軽はずみな暴言が口をついて出そうになったとき 良心あるものなら
「こんな物の言い方をすれば 人を傷つけすぎるだろう」と思い当たる。 そして口を閉ざす」

ところがこの「二つの良」のない人は・・・・

小気味よい言葉が続いていました

ずっともやもやと胸のうちにあったものがズバリと言葉になっていたので 

この上なくスカッとしました

思わず「そういうことなんですね」「よくぞ言ってくれました」と喝さいしました

でも 二つの良のない人が日本をリードしている現実

この様に真正面からぶつかっていく人がなかなか見当たらない現実

かく言う自分もなかなか声があげられない 

あげようと思ってもどうすればよいかわからないなどとウロウロしている(ということにして逃げている・・)

もうすでに日本人からは「二つの良」はなくなってしまったのか と悲観的な思いもしてくる

子供のキレイな心にはこの二つの良は生きているはずなのに いつの間にか心の奥底においやられているように思えます

何かの形で未来を託す子供たちに伝えられないかと考えています