あるコラムによると

雑務とは、生活に必要なこまごまとした仕事のこと

職場でいえば ゴミ捨てや掃除 電球の取替や備品の管理などがあげられる

ということです

ここまで THE雑務 ではないものの 仕事の段取りや資料整理 連絡やファイリングも

雑務と言えば雑務です

どうしても今しないといけない 月次の入力や試算表作成のように直接的に依頼された仕事でないものは

雑務と言えば雑務になるのかもしれません

しかし 自分の担当先からの信頼性を高めたり 仕事仲間に一目置かれたり 

働く環境をよくするために重要なことばかりで 

「雑務」とはいうものの いい加減にしたり いつまでも後回しにしたりしてよいものはありません

また、そう考えると 私たちの「仕事」のうちのかなりの部分が雑務で これをしっかりとできないと

肝心の「仕事」の質にもかかわることになってしまうと思います

しかし わが身をふりかえったり 周りを見回したりするに

大事なことだとわかっていても 忙しいとつい後回しにしたり 人任せにしたり

挙句は 大した作業でないから大事な仕事をする私はしなくてもよい などと

勝手な理屈でおろそかにしてしまうことも 多々あります

また 「雑務」は最優先の仕事ではないかもしれません

机回りの書類の整理整頓はしなくても仕事に差し支えない と言えばその通りですが

しかし、そのような「雑務」をおろそかにしていれば 

資料探しのような無駄な時間をつかったり 大事な情報を見落としたり 

ということも起こります

そう思うと 最優先に専念するような仕事ではないかもしれませんが

だからこそ常に状況を見極め 次にする仕事たちのプロセスを頭に描き

「仕事」と並行して段取りよくこなす作業として日常に取込んでこなすことが

求められる難しい仕事かもしれません