コロナ後の生活
(2020年7月13日 09:00) カテゴリー:所長通信地域間の移動制限や休業要請も徐々に解除され
久しぶりに繁華街に賑わいが戻ってきたというような ニュースも
見られるようになってきました
もちろん 新型コロナウィルスが完全に制覇できたわけではなく
まだまだ未知なウィルスであることは変わらず
第2波 第3波に警戒を怠ってはいけないという冷静な対応をすることも
一般に根付いてきてもいるように思います
それと同時に
当初感染拡大が収まれば 経済活動も日常生活も正常化していくだろう
という楽観的な見方が ちょっと甘かったということも
否応なしに気づかざるを得ないようにもなってきています
また 自粛期間にテレワークやWEB会議などを否応なしに経験したり
「アベマスク」や「10万円支給」などの不手際や
各種の補助金申請手続きの煩雑さ等々をみるに
日本が少なくてもIT化やキャッシュレス化においては
後進国であることも判明しました
そして 誰もが もう元の生活には後戻りできない と感じています
だからといって プライバシーを犠牲にしてでも
この際マイナンバー制を無理やりにでも推進してしまわねばならない
でもない セキュリティーにも配慮した調和のとれた制度に育てなければならない
とも言われています
材料や資源を中国に依存しすぎていた という反省もあり
今後は供給元を多様化したり
コストを最大の判断基準にするのではなく
この国のみんなの生活のため 幸福のための
新しい判断軸を持つ必要も言われています
グローバルとローカル 個人と社会 のバランスを修正しながら
新しい生活に脱皮していくことが切に望まれているところだと感じます
今回の政府の発表などは その理由や根拠が分からないまま唐突に・・
といった感もあり
それこそ色々な情報が飛び交っています
「働き方」しかり 「学び方」しかり
すべてが変わろうとしている時だからこそ
個人の意見と事実が混同されているような伝言ゲームのような情報伝達
のありようは整理されなければならないでしょうし
正しい情報の伝え方や利用の仕方も工夫されねばならないでしょうし
子供のころから 身辺にあふれかえる情報との付き合い方を
正しく教育することも必要とされているところだと感じます
対面でなくてもよいけれど 対面であることも大切 といった選択を
仕事の上でも私生活の上でもうまく使い分けていきたいと思います