問う力
(2019年12月16日 09:00) カテゴリー:所長通信12月も半ばをすぎ 来年のテーマや目標を考える時期になりました
具体的にはまだまだ決まらないのですが
一年間のいろいろなシーンを振り返ると一つの共通点ともいえるものが見えてきたように思います
弊事務所では いつもいつも相も変わらず
「お客様が何を求めておられるのか」「どのような仕事をすることがお役立ちになるのか」といったことを
常に念頭に仕事をしよう と言い続け
そのためには いつも通り 今までと同じ ではいけない
疑問に思ったことは 後回しにしないで すぐに解決することが ミスや大きな見落としをしないことにつながる
などと言っています
私共のスタッフは(手前味噌ですが)みんなまじめで 言われたことを実現するための努力もおしみません(と思っています)
ところが そのような努力にもかかわらず 目に見えた成果が今一つ見えてこないようでもあります
あるコラムにあったのですが
日本の若者について
「問う力」が落ちている
用意された問題に答える習慣が身に付き 自分で問いを立てられない人が多い と言われていました
また「全体像を把握する力」も足りていない とありました
まさにそうかもしれないと思い当たるところがありました
私共の「仕事に対する姿勢」のような 投げかけは 直接的な問題の提起ではありません
だから どのように答えればよいのか多分わからない(経験がない)のではないかと思います
自分でテーマや問いが作れないので 答えもだせないのでしょう
何か知りたいことがあれば ネットを検索し 知りたいところだけを調べて答えを出す ことに慣れてしまっているので
知識が断片的にしかはいってこないので いくら「勉強」しても知力が培われないのでしょう
自問自答 自作自習できるようにするには どのようにな環境をととのえ どのような働きかけをすればよいのでしょう
と私が悩んでいること自体 成長をにぶらせてしまっているのかもしれません