EIとは「感情的知性」と言われている言葉です

AI(人工知能)が進歩し実用化されればされるほど 重要となるものだといわれています

AIが進歩し 実用化されると 自分の仕事はそれに代替されてなくなってしまう と

危機感を感じている人は多いと思います

私たち会計事務所もAIが進歩するとなくなっていく業種の3本指に入る仕事だといわれています

確かに 会計データを集めて 処理をし 決算書をつくり申告する という仕事は

AIにとって代わられるような仕事だと言えると思っています

AIがオートメーションやロボットと組み合わされれば、市場も労働市場も大きく変わることは

すでにずっと以前からわかっていたことでもあります

「体を使ってする仕事」はロボットでもできるから

人間は「頭を使ってする仕事」をしなければならない ともいわれてきました

しかし この「頭を使ってする仕事」ですら それが定型的でフローに従って組み立てていくようならば

すでにあるいは近い将来AIにとって代わられることは明らかとなっている

たとえば 病気の治療しかり 経営アドバイスしかり デザインしかり・・・

熟練や経験が必要な仕事であっても

①データを集積し

②データを分析し

③結果を解釈する

④とるべき行動を決定する

⑤手順に従って実行する

というプロセスに従ってする仕事はAIにだってできる ということになります

またこのプロセスの実行時間は人間よりAIの方がずっと迅速であることの方が多い

となると 本当に人間がする仕事は残っているのか

私たちはどんな仕事をして生き残っていけばよいのか と恐ろしくなります

しかし

たとえばビジネス上の微妙な力関係や感情が左右するような人間関係のなかで

どのようは行動をとればよいのかを推奨したり リーダーシップを発揮したり

という場面で有効な仕事は

まだ人間の仕事として必要であるといえます

このような人間にしかできない必要不可欠な分野こそ生き残りの鍵であるといわれています

人にかかわり 人を動機付け 人を見極める といったEI(感情的知性)の面で

自分の能力を向上させること

これができれば まだまだ私たちもすてたものでない となるのですが・・・