会議のあり方
(2019年1月21日 09:00) カテゴリー:所長通信どこの会社でも団体でも みんなの意見を聞いて方針を決めたい などというときに
会議やミーティング が開かれます
私共の事務所でも月に一度は月次朝礼をし 研修をします
その時にみんなの意見を聞きたい ということで意見を聞こうという場面も多々あります
しかし必ずしも期待したようなものにならないことがあります
期待したような というのは こちらのほしい意見が出ない という意味ではなく
話会いにならなかった 議論が深まらなかったということです
自発的に発言するひとがないこともありますし
指名すると何がしかの発言はあるのですが
それに対する反論あるいは賛成の意見が出るかといえばでない
順番に指名されたら あたりさわりのないことを発言し
単発の発言の羅列だけで終わってしまう という場面が少なからずあるのです
それでは意見はないのか 希望はないのかというと そうでもなく
終わってから 「***の意見は同意できない」とか「**の方がよかった」とかいうような
話が聞こえてくることもあるのです
では なぜその時に発言しなかったのか というと
「私なんかがいうとエラそうに聞こえると思った」とか
「その場の空気が悪くなりそうな気がした」とか
言う理由が聞こえてきます
皆が気持ちよく・・という配慮はわるいことではないとは思いますが
それと会議での発言は違うと認識してほしいと思います
思っていることがあるのにいわないのは
自分にたいしても周囲にたいしても誠実なことではないわけですから、
それぞれが(発言する立場であっても それを聞く立場であっても)誠実に対応するという意識を
もってほしいと思います
意見も出ない組織に改善も発展も望めないわけですから・・・