転職に関するコマーシャルで

どんな(どこに?)転職を望んでいますか?という問いに

「今よりもっとよい会社(仕事)」という答えが言われていました

私はこの答を聞いて「???」となりました

この転職を望んでいる人が どんな仕事に転職したいと思っているのか

あるいは

今の仕事の何が不満で転職したいと思っているのか

そのようなことがまったくわからないから

どのような会社または仕事を転職先としてイメージするのかと???になったのです

本人の希望を聞いた斡旋する(紹介する)人が分からないのは当然として

ひょっとすると 転職したいという本人も明確にわかっていないのではないかと思えます

思っている職場でなかった ということはよくあることだと思いますが

どこが思っていなかったことなのか が わからなければ 同じことの繰り返しになるのではないかと思います

その理由によっては

これからの努力によって 自分の力で思っていたような職場に変えていくことができる とか

その仕事にやりがいを感じられるようになる とかいうこともあるでしょう

就職しても それが失敗だったならば 転職するにしてもどのような方向転換にしても

素早く対応する ということは悪いことではないと思いますが

良く考えたり まわりの人の意見を聞いたりして

なぜ とか 何を求めて とかをはっきりとしないと 時間ばかりが経過して

気がつけば年齢ばかりが増えていた ということにならないかと

たかが コマーシャルのキャッチコピーなのでしょうが

最近の企業の在職年数の短さや新卒就職者の退職率の高さを見聞きするにつけ

何か象徴的な話のような気がして仕方がありませんでした