子供のための予算
(2017年12月18日 09:00) カテゴリー:所長通信今 政府は子供のために財源を使おう という主張をしています
それは大変結構なことだと思います
私はみなさんに養ってもらう年金受給者の仲間入りをすることになってしまいましたが
おかげさまで いただける分を子供たちにつかっていただければ構わない と思える生活をしています
年金は過去の貯蓄ではないので あまり声高に権利があるといった主張をして
将来に負担を強いるような結果になることに甘えるこはしたくないという感じもしてます
ただその使い方は教育費の無償化なのか という気はします
たとえば、渡しきりの奨学金制度を新たに国費で創出するというのはどうかというのも思います
一律にどこかに吸い込まれてわからなくなってしまうような支給のしかたでなく
勉強している人 したい人にウエイトを置いた生きた支給のしかた といったことはできないのかと思うのです
また 少子化の結果 日本の労働人口は今後激減していくことは間違いないところです
ならば 教育費を無償にする財源で もっと保育所や幼稚園を充実させて
女性が働きやすい環境を整えると同時に 次世代を担う子供たちをもっと社会全体で育てるといった仕組みを創り
その仕組みに財源を集中させるといったことも早急に実現させていかなければならないと思うのです
消費税増税の言い訳のような あるいは人気とりとも見えるような政策でなく
キチンと詳細に説明のできる明日の活力につながる施策を実現してほしいと思います