ポピュリズムこそ真の脅威
(2017年4月24日 09:00) カテゴリー:所長通信これは日経新聞のopinionというページでみつけた見出しです
p仏モンテーニュ研究所主席顧問 ドミニク・モイジ氏の語っておられるグローバルオピニオンでみつけました
p氏によると 世界が直面する脅威は多種多様で
pイスラムの名のもとに行われるとされるテロが脅威だとする人がおり
p東欧やサイバー空間での新冷戦について警告する人もいる
pまた米国や欧州の一部で台頭する憎悪に満ちた右派によるポピュリズムを強調し
p真の危険は国内に潜むと主張する人もいる
pしかし どの脅威に優先して対応すべきかを決めるのは難しい
pたとえば 1930年代には欧州人の多くは共産主義者を恐れ ナチスと妥協したが
pすぐに本当の脅威を目の当たりにすることになった
pこれらの示す教訓は明らである。
p直面する脅威に優先順位をつけて、ある目標のために別の目標について妥協するというのではなく
p一度にすべてと戦わなくてはならない
pと主張されている
pそして 欧州がテロや移民の圧力をおそれて 断固とした姿勢を持って前進し
p自らが直面する脅威について懸命な解決法を見出すことができなければ だれにそれができるのだろうか
pと結んでいる
pこれは 単に欧州だけでなく 目先の雇用や貿易収支にこだわり経済規模を縮小させることのリスクを見ないアメリカにもあてはまるだろうし
p原発関連の国際取引のために被災した足元の国民の苦しみや生活を軽く見ようとしている日本政府にも
pそして 生活のためといって「無理無理・・」と自らの生活を改善できない自分自身にも
p同じことが言えると認めざるを得ないと思っています
pああ 私はいつまでがんばればよいのでしょうか そんな気分の毎日です
pnbsp;