4月になりました あちらこちらで真新しい制服を来た子供たちや まだまだスーツが歩いているといった初々しい若者をみます

p希望に胸ふくらませてスタートしたこれら若者に幸多かれと思わず祈りたくなります

p弊事務所にも今年は3名の新入社員がはいりました

p実は新卒採用は基本的にしていなかったのですが ちょっと時間をかけてでもキチンと組織としてやっていこうということで踏み切りました

pそのフレッシュマンとそれを迎える先輩スタッフにむけて 1日の全体会議で次のような話をしました

p私たちは無味乾燥な数字を扱っているように思うかもしれませんが、たくさんの人々の思いやどの行動の結果としての数字をみているのであり

p皆は出来事(取引)を仕訳して記録するのは訓練されていても 仕訳や試算表の裏にどれだけの人たちの思いや汗や涙や笑顔があるか ということに思いを馳せることは学校では教わっていないと思います

pそのようなことができるようになるためには 新聞や雑誌で世の中の動きを把握することはもちろん プライベートに食事にいったり買い物をしたりといった時にも「なぜ」という興味をもって世の中(人々)の動きを見て感じることが大切です

p職業会計人に求められる 専門知識と経験 と言われる経験とはそのような日々の好奇心の積み重ねだと言えます

p会計や税務の知識はもちろん絶対的に必要なスキルですが なぜこのような取引(会計の取引とは資産や負債の増減につながる行動全体)が発生したのか

pその裏にある社長や従業員のみなさんの思い 汗 涙 を感じて処理をする 

pそのためには上手にしゃべれる という意味ではなく 心を籠めて相手の目を見て話する

p理解しようという姿勢で会話する というコミュニケーション能力を磨いてほしい

pざっとこのようなハナシをしました

p弊事務所のフレッシュマンだけでなく 新しくスタートしたすべての人が たくましく育って行ってくれればよいな~と心から思っています