偽装問題
(2015年11月2日 09:00) カテゴリー:所長通信ここしばらく、マンションのくい打ちの偽装報告で、マンションが傾いてきた・・・
ということから 大きな問題に発展してきています
また VWがディーゼル車の検査の時だけよい数値がでるようなソフトを使ったということで
本当に会社の存続にかかわるような大きなダメージを受けている というニュースもありました
失敗したり おもうような報告ができない といった
切羽詰まった状況に追い込まれると 最初は何とか自力でその状況を解決しようとするのですが
それが無理とわかってくると 何とかその状況から逃げたいという思いに駆られ
そのうちに これは自分のせいではない と思いこんだり
だれしも こんな失敗はあるもので 許したり許されたりしている とか
この程度のウソ(言い訳)はみんなしている とか
だんだん 自己暗示にかかってきて 悪魔のささやき にまけてしまう
ということになるようです
でも、冷静にかんがえれば そんなことすれば ますます状況は悪くなって
最悪 会社の存続や自分の人生にすら 致命的なダメージを受けることは わかりきったことですよね
もし自分がそんな状況に陥ってしまった時 絶対そんなバカなことをしない なんて言い切れる人はいないと思います
もし簡単に言い切れると思っていたら まだまだ経験が甘いか 自己過信していると思った方がよいと思います
しかし 世の中には そのような絶対絶命のピンチに勇敢に立ち向かい ピンチをチャンスにするようなすごい人もおられます
今の社会 規制緩和で自由が拡大した分 自己規制や自己責任はつよまっていますし
NET社会になってきているので 隠し通せることの方が難しい という環境認識も必要でしょう
間違いや失敗が起こったことは仕方がない できなかったことがあることも仕方がない
このことを責めることができる人は一人もいません
そのあとをどう対応するか で 人間の価値が決まる
このところに性根をいれて 対応できる
死ぬまでにそんな目には合いたくはありませんが でも もしそうなってしまったら
少しでもまともな人間としてふるまえるような勇気のある人でいたい と本当に思います