マイナンバーその2
(2015年10月19日 09:00) カテゴリー:所長通信マイナンバーの配布が始まって
ようやく一般的にも関心がたかまってきたようでテレビなどでもいろいろとりあげられています
マイナンバーのシステムを巡っての贈収賄というのもありました
ただこれはマイナンバーでなくても大きなプロジェクトがスタートする時にはありうることととらえました
もちろん
あってはいけないことではありますが
人間の弱さがもろにでてくるな~ というところでしょうか
それよりも
マイナンバーを印字した住民票をだしてしまった市役所(町役場?)がでた
という話の方が問題であると感じました
従業員のマイナンバーを預かる法人等についてはガイドラインでかなり厳しい取扱いを求めているのに
発行する側の方にはそのようなルールや体制は要求されないのか
というびっくりです
今回は
住民票を発行する際にコンピュータ操作を誤って
マイナンバーを印字してしまった
とのことですが
法人に要求されている取扱いで言うとマイナンバーを打ち出す際には
特定の担当者が操作し
責任者がそれをチェックし
記録にのこす必要があるはずですが
特定の担当者が決められたパスワードをつかわないとマイナンバーの印字ができない
というようなシステムにはなっていなかったということなのか
それはきまっていたが
パスワードが誰でもわかる程度のものであたのか
パスワードを知っており
研修をうけた担当者がなおかつうっかりしてしまったのか・・・・
うっかり程度で印字した書類が発行されてしまう程度のセキュリティだったのか
いずれにしても
お粗末を通り越して
恐ろしいのひとこと
無責任の一言につきるように感じています
まだマイナンバーがきまっただけで情報ははいっていないので被害が出ていない
などとのコメントも見られましたが
そういう問題ですか?????
と思います
人間のすること
ミスが絶対にない
ということはありえないですが
だからこそ
何重にもセキュリティをかけて
少しでも被害がでないようにと知恵を絞るのではないでしょうか
すでにマインナンバー詐欺もあったとのニュースもありましたが
万全の(と思える)体制を整えてのスタートとは到底思えないのですが
本当に今スタートしてよいのでしょうか?