求!仕事のできる人
(2015年2月16日 09:00) カテゴリー:所長通信失業率が低くならない とか
若者の失業率が高い とか
女性の戦力化 とか
いろいろ聞きます
しかし しかし 求人してもなかなか人が見つからない という話もたくさん聞きます
どうしてこのようなミスマッチがおこるのでしょうか
その一つに
企業が求める人材と 仕事を求める人の希望の働き方 のミスマッチがあるのではないかと思います
企業にどのような人を求めていますか とお聞きすると
「仕事のできる人」と言う答えが返ってきます
「仕事のできる人」とは具体的にはどのような人でしょうとなると
そこでう~んとなる人材担当者もあります
「協調性のある人」とか「自分で考えた仕事ができる人」とか「指示待ちでない人」とかいろいろあります
要は いちいちこと細かな指示をしないでも気が付いて 何が必要か自分で判断し 効率的に適格な仕事をする といったイメージかと思います
かたや 求職する学生などにどのような仕事をしたいか 聞くと
「仕事を任されたい」「創意工夫のできる仕事がよい」「歯車的な仕事はいやだ」などと返ってきます
どこか希望は一致しているような感じもあります
結局のところ
会社が希望するような人が初めからいるわけない ということ
求職側が自己評価しているほどには 仕事スキルはありません ということ
ではないでしょうか
それなら 教育するから がんばれ!となった途端 いろいろのギャップが顕在化してきます
上司は指導しているつもり 部下は自分の価値観を押し付けられる
上司はコミュニケーションを取ろうと「帰りにいっぱいどう?」
部下は「勤務時間外まで縛られたくない それ業務命令ですか?」
そして1年もたたないうちに 双方が「むり~」となる
これが現実みたいです
かくいう私は 古い年代に所属しますので
「最初から仕事ができないのは構わないが、少しは根性だしてよ」とすぐに思いますが
そのような反応から脱却して 工夫をすることももとめられているのでしょうかね~(ため息・・・)