私のような仕事をしている者が「物価上昇してほしくない」などと言おうものなら

四方八方から石を投げられそうな気がします

物価上昇すると 実質金利が下がり 借入返済負担も少なくなるので 投資意欲が増し

投資が増えると 需要も増え 景気は上昇し 生活はよくなる

給料も増えるので購買意欲もまし 消費需要も増えるので ますます景気はよくなる・・・・

このような理屈があることは 承知しています

でも本当にこんなにうまく連鎖してくれるのかな と 長く生きてきたおばさんは疑ってしまいます

それって ケインズ的な発想で 需要の増加が景気をよくする って感じの理論ではないでしょうか

今の日本社会って 昭和の時代とは違い 量的な拡大で景気上昇が誘導でき そうすればみんな幸せになる・・って社会ではなくなってきているような気がするのです

もちろん 不景気で失業者がどんどん増え ゆとりのある毎日が過ごせるなんて人はなく みんな将来どうなるのか というような不安がいっぱい というのは困りますが・・

物価だけ上昇して 所得は増えなくて 実質は生活が苦しくなって いつまで頑張ればよいのか夢もみられない というようにだけはならないように願っています

物質的な豊かさより 質的な豊かさを目指し 幸福指数の上昇を夢見る というのは 夢見る夢子さんなのでしょうか