新紙幣発行
(2024年6月17日 09:00) カテゴリー:所長通信約20年ぶりに新紙幣発行が始まるまで1ケ月を切りました
紙幣を扱う企業では自動販売機や券売機などの機器改修を急いでおられることと思います
景気の良い時ならば 単に急いで間に合わせる といったことがハードルになり
場合によっては嬉しい悲鳴を上げている などと言われる状況もあったかもしれませんが
物価は上昇し続け 人手不足は解消のめどさえ立たない現状を見ると
機器改修に高額な費用が掛かることは かなりの負担で
間に合わないといったことが多発するであろうと予測されています
金融機関のAYMや小売店などのレジ 交通機関の切符の券売機は9割程度が対応完了できる見通しとのことですが
コインパーキングであったり飲料の自動販売機のような身近なところで不便やトラブルが生じるであろうと思うと
新紙幣が発券されてからも旧紙幣はしばらくは大事に持っておいてこのような身近な精算機や自販機に対応できるように自衛しようかなどと思ったりします
街のラーメン屋さんで券売機の交換にかかった費用を回収するには8万杯の売上が必要だとか だからと言ってそう簡単に値上げはできないとか
バスの運転手さんが手作業で新旧の紙幣を交換するしかないか などというため息も聞こえてくるようです
昔も新紙幣や新しい硬貨が使えない機械の前で立ち往生した記憶がありますが
今回も手持ちの現金ではモノが買えないという目にあうことは悪い冗談ではありません
今回の新紙幣の登場でキャッシュレス化が進むという予測もあるそうです
本当にそうでもしないとあちこちで立ち往生しそうですが
チャージする形のカードだったら同じ問題に直面すると思うと
銀行口座とかに紐付くカードの使用に誘導されるのかと想像します
それはそれで個人情報の漏洩などという別の危険や
振り込め詐欺のような誘導に載ってしまったという被害にあわないか などと
色々考えてしまいます