デジタル社会の進展でオンライン、画面越しのサービスが急増しています

自分の目の前にいない相手が正当な利用者なのか 本人確認ニーズは爆発的に膨らんでいます

ニュースでは毎日のように出会い系のアプリを利用して出会った人がいとも簡単(?)に殺されたりしています(そのように見えます)

相手が女性だと思っていたら男性だったなどということも普通にありそうです

実在する組織や人をかたって悪用するフィッシングは巧妙さを増し 生成AIが台頭してくると

偽の画像や音声というディープフェイクも氾濫してきています

「これは本人か」を通り越して「これは本物の人間か」ということまで見分けないといけなくなり

社会活動の土台をなす情報が不確かになり 疑えばきりがない というような世の中になっています

x(旧ツイッター)は偽情報をばらまき、詐欺にも使われるボット(投稿や閲覧の自動ソフト)の増殖を課金というハードルで抑え込もうとしていますし

グーグルはパスワードの終焉を宣言しました

利用者がストレスを感じない本人確認を埋め込んだ事業をどう設計するか

答えは一筋縄ではでないでしょうし いたちごっこは永遠に続くようにも思います

難しいといって不可能だとあきらめてしまうと その人や組織は市場での居場所を失うと言われています

この様なことを考えているだけで 息苦しくなりますが せめてそのような社会に放り込まれている という自覚はなくさないように

またあきらめないようにしないといけないと思います