マイナンバーカードへの一元化がすすめられ 

多くの人がマイナンバーカードを取得するようになり

色々なトラブルもまた明るみにでてきました

いわく

マイナンバーカードと紐付けられる口座が本人のものでない

他の人の病歴が登録されている  云々

どれも大きな事故や事件につながる大きなミスで

この様なことがいつまでも解決され改善されないと マイナンバーカードの信頼性もなくなる

といったことばかりです

その反面 一つ一つ気にしていたらきりがないという感じでもあります

私は まだマイナンバーカードを作っていません

この様な色々な不都合がでてくるであろうことを想定していたので

一通り改善されてから ゆっくりつくりに行こうと思っていました

カードなどのシステムに完全なものはないとわかっていますし

これから戸籍名にフリガナをつけることになるということですから

マイナンバーカードと戸籍の一致は今の銀行口座との紐付けより困難を伴うことになるのでは

などとも想像してしまいます

この様な情報の一元化や運用が間違いなくスムーズに活用されるには

システムに完全を求めるのではなく

人為的なミスをいかに防ぐかということがポイントになると思います

人間は機械ではない という当たり前の認識のもと 

想定できる人為的ミスを防ぐ手立ては必ずしも最先端の技術ではく 

いかに人間を知っているかということに尽きるような気もしています

このシステムを扱う部署の連携も教育も不完全なままでの「見切り」発車では

何も起こらないなどということはありえないとしか思えず

多少不便であっても自分の身は自分で守らなければという思いの方が強かったからです

今後は法による強制やシステムの変更で 個人の判断ではどうしようもない力が働くであろうことはあきらかですし

世界の流れも社会の必然性もどちらに向いているか疑問の余地もなにもあったものではないことはわかっています

むしろ日本は このようなことにあまりにも後進であることに 恥ずかしさや情けなさも感じています

しかし どうしてこのような分かり切ったことが予見できなかったのか

ひょっとしてわかっていたけれども 何とかなると思われていたのか

カード決済が当たり前の時代 このような情報の一元化について不安に思う方が「古い頑迷な人」と思われていたのか

コロナの給付金支給の混乱のとき だからマイナンバーカードのような情報管理が必要なのだ とかいうだけでなく

それを扱う末端の人々までの教育 イヤ子供から老人までの教育をしないと意識のところで脆弱なものしかできない

とわかっていたはずなのに

何が 多少(?)問題があっても走りながら改善すればよい

便利さに勝るものだから みんなその便利さを享受するほうに賛成するにきまっている と思われていたのか・・・

この様なシステムの普及や 情報インフラの立ち遅れの現実もさることながら

「基本のき」のところに目をつぶっているようなところに 将来に対する不安を感じてしかたありません