コロナの感染者数がみるみる減少してきて 緊急事態宣言も解除されるようになりました

コロナの感染がおさまってきた という現象については非常に嬉しいことであると

久しぶりに明るい気持ちにもなりました

しかしながら この減少理由については確定的なことはわからないそうです

いわく ワクチン接種率があがったことなどで集団免疫力がついてきたのではないか等々です

オリンピック直後のころ あれよあれよと言っている間にどんどん感染者数が上昇し

医療崩壊がはじまっているといわれたころには 誰しも危機感を持たざるをえませんでした

これら増加傾向にあるときは 人流の増加などその原因についてなんとなく納得できたように思います
(人流増加ではなかったかもしれませんが・・・)

だから 不要不急の外出などもっと厳しく律しないとなどと自分の行動を見直しました

それが功を奏したということがあきらかならば 努力の成果がでて良かったということになるのでよいのです

ワクチンも 「外出をガマンした」も 「経営の厳しいなか自粛した」も

それが本当に効果があったと評価できれば 今後も大いに頑張りますとなるのですが

どれも良い結果につながっているといいつつも、そうでもないという見解もあったりして

緊急事態宣言の解除でちょっと息ができる という気分を味わえたとしても

次の波がまたくるのではないか などとびくびくしなければなりません

難しいものなのだな~と思ったところで ひとつ思い出したことがありました

それは公認会計士の試験合格をめざして勉強していたころ

受験を指導してくださった先生が

「答案練習会(模擬試験)などの結果を見たとき 

思ったより悪い点数だったら どこがいけなかったのかなどと一生懸命反省してこれからの勉強につなげようとするが

思ったより良い点数だった時 以外となぜよかったのかを分析しないで よかった・・とそのままにしてしまいがちである

点数が悪かっても 良かっても 自分なりの評価と差がでたということは 

その問題についてはまだまだ本当に理解できているとは言えないのである

結果の点数が悪くても予想通りの点数だったら自分の力についてちゃんと見極められているということで望ましい」

というような内容のお話をしてくださって 本当だと心から思ったことを思い出しました

それ以後 色々な場面で私も同じようなことを後輩に一生懸命アドバイスしてきました

今回のコロナ禍における現象も 良い方向になってきているからと 逆の場合にくらべて原因追及が甘くなると

またまたアッという間に第6波に入ってきた となるリスクは大いにありうると考えて

ホッとしてしまわないで緊張感を持続するべく 自分に言い聞かせて行動を律する必要があると考えています

原因が明確ならば 今後の対応も範囲限定的な施策で効果は得られ 経済活動が今までのようには制限されなくて済む

ということも可能になるということもありうる というところにつながるでしょう

こんなこと 誰もがわかっている ということでしょうが

これは 勉強の場面はもちろん 営業成績だったり 経営成績だったりという場面にも通じることであると考えます

この機会にあらためて自分の日常に置きなおして見直すことができれば と思います