期限延長
(2021年4月19日 09:00) カテゴリー:所長通信新型コロナ禍の生活に配慮して
今年の確定申告の申告期限が一ケ月延長されていました
その結果 例年ならば3月の15日には完了して提出済の確定申告業務が
ついこの間までバタバタの仕事になってしまいました
在宅勤務へのシフトとか残業の抑制などの対策もしていたので
期限が延長されたのはありがたかった とはいうものの
分量的には決して2倍になったわけではないのに
バタバタ期間だけが2倍になったというのはどういうことかと考えてしまいます
最初 期限延長が発表されたときには
それに甘えてずるずると仕事を先送りするようなことは断固阻止しよう などと
固い決意だったのですが 結局3月末になっても資料すら入手できないところもあって
メリハリのない ただただ気持ちだけいつまでたっても休まらない期間になってしまいました
もし 4月はじめに事務所でコロナ感染が発見されたら
それから約2週間は休業をしなければ と考えたら
3月末には終了していないといけないと 内外にアピールしていたのに
結局は感染者などが身近で出ませんように と祈るばかり ということになってしまいました
とはいうものの 事務所のスタッフは言葉に気をつけながら資料の督促をしたり の
努力をしていましたから 彼女たちを責めるのは酷というものかもしれません
人間には 今日できることは今日のうちにしておこう というタイプの人と
どうしても今日でなければならないこと以外は明日以降にすればよい
というタイプの人の2種類あると聞いたことがありますが
今日しなくてよいならば 明日にしよう という人が結構多いということに気付かされました
これが人間の持つ弱さということなのかと思いもしましたが
危機管理という意味では
少しでも何かあれば結果としてギリギリの余裕のない生活になることが分かっていながら
それどころか 場合によっては 取返しのつかないダメージを被ることになるかもしれないのに
それを自分で防げない ということに危うさも感じます
自分だけは何も起こらない(交通事故もコロナ感染もない・・・)と信じていられるのはなぜか
本当の期日の3日前を自分の期限として計画する私には理解不能ですが・・・
(人は私の方がへんだと思われているかもしれませんが)
WITHコロナ AFTERコロナを無事生き抜くためには
また コロナに関係しなくても 自分で自分を守るためには
自分だけは大丈夫という過信を持たないことは大切だと思います
自分にもありうる(起こりうる)とみんなが思いながら日常をすごせば
それこそ感染拡大にしても 事故にしてももっと避けられると思います
自助だ公助だなんていう問題でなく
人間として自分の足で立ち 歩むということはそのようなことから ではないかと
思ったりした 毎日でした