パンドラの箱 というと 

神話で開けてはいけない箱をあけてしまったという物語から

人間として 触れてはいけないことに触れてしまった 

というようなことを意味する言葉として使われているように思います

地球が生まれてから48億年たつそうですが

人類は20世紀になってからの100年余の短い期間に

その数が3倍以上になったということです

その人類は火を手に入れ あっという間に「文明」を手に入れました

その結果 原子力爆弾は言うに及ばず

自分では制御できないような 破壊的な技術や機械を手にいれ

地球が長い長い期間に築いてきた自然を

あっという間に破壊してしまっています

自然の中で保たれてきた生物連鎖を壊し

数々の動植物を絶滅させ 空気や水を汚し 温暖化を進め

これ以上このままで突き進むと 

人間が滅亡してもおかしくないという真剣な議論になっています

人類は文明や科学という名の道具を手にいれてしまったがために

まさにパンドラの箱を開けってしまったとのだと思います

新型コロナウィルスもそのような中で派生してきたものではないか

という気がしています

この世界的な猛威にさらされた今 

私たちはそれに気づかなければならないと感じます

人間も自然の中の一つのパーツであり 

征服者ではないということに気づき

どれほど莫大な資金や時間や手間がかかろうが 

ひるんでいる時ではない と自覚しなければならないと思います

パンドラの箱から最後に出てきたのは「希望」

コロナ後の新しい生活はこの「希望」の実践でもあると思います