アポロ11号の月面着陸から50年が経過したということです

このアポロ計画は 故ケネディ大統領の「困難だからこそ挑戦しよう」という言葉に啓発されて

全米が一丸となったからこそ 達成されたプロジェクトといわれています

NASAのオフィスを訪問した故ジョンソン大統領に 

何をしているのか ときかれた清掃員が

「私は人類を月に送るお手伝いをしています」と答えたというエピソードが

この崇高な目標でいかに全体が一致団結していたか 

を物語っていると紹介されています

この 困難だが夢があり 明瞭で社会的意義のある期日が開示された目標のことを

こんにち「ムーンショット」と呼ぶそうです

人間は誰でも社会に貢献する仕事を通じた自己実現に大きな動機を持ちます

自分の仕事を通じて社会貢献ができ

しかも全員が一丸となって向える目標があれば

組織は非常に強い力を発揮します

翻って 自分の会社を見たとき

ムーンショットはあるだろうか

経営者は 社員全員の心を一つにして目標達成にまい進させる

ムーンショットを提示できなければならないわけですが

経営者みずからが所詮夢だとか 自分達のような中小企業では無理だとか

崇高でやりがいのある目標を持つことを放棄してしまっている

ということはないでしょうか

誰かが言っていた言葉ですが

技術は必要から生まれる 目標が技術を決めるのだ

強い意志をもって掲げられる 夢 をみつけなければ と思います