私は本が好きです

同じ原作でも映画やアニメになるのは あまり興味が持てません

たぶん自分の頭や心にあるイメージと違ったものを見たときの失望感を 

想像してしまって なんとなく敬遠しているのではないかと自己分析してます

小さい時から本に親しむことは良いことだと推奨されていますが

それは学校の成績が良くなるとかいう話ではないと思っています

本で物語に接すると 具体的な「絵」がない分 

より深くあるいはより広がりが得られ 

それこそ本を読んだ人にとって自分が経験したのにも等しい 

場合によってはそれ以上の糧となると思っています

そこに表現されていることが 単なる文字ではなく 単なる物語でもなく

登場人物の感情 気持ちも自分の感情や気持ちとなってしみこんできます

歴史や文学に親しみをもってもらえるように 歴史や有名な文学を漫画でという出版も多く見ます

それをきっかけに歴史や物語に興味を持ってもらえればよいのですが

最近はネットで動画などで事足れりになっているような気がします

他人の痛みや苦しみを想像できない人に思いやりや行動を期待できません

やはり他者のことを理解できる心が必要です

他者の感情が理解できない人に協調性や温かさ が持てるわけがないと思います

他者の感情がおもいやれれば 上手に喧嘩もできると思います

思い余って人を傷つけたなどというのは傷つく人の気持ちがわかっていない

また自分がそのような行動に走ったときに友達や家族がどんなに傷つくかを想像できないから

行動にブレーキがかからないのだとも思います

マンガやアニメも文化と域になっているのは理解していますし、それはそれで存在価値があるのだとも思っています

しかし それでなんとなく疑似体験できたような気持ちになるのではなく

それとは別に本にふれ 登場人物に自分を重ね 喜怒哀楽をともにする という経験も

ぜひおすすめしたいと思います