景気がよい?
(2018年1月22日 09:00) カテゴリー:所長通信松の内もあけ 新年のご挨拶もおわり
また日常が戻ってきたように思います
ところで アベノミクス効果とかで好景気の期間が最長になっているとか
言われています
普通景気がよければ 物価は上がり 借入等の負担感も将来には軽くなると思えるので
投資なども増え またその結果ますます景気はよくなる といった好循環が実感されます
統計等では景気はよく 企業の利益も前年対比上昇しているといわれます
私ども仕事においても 利益が増加しているお客さまが増え
赤字でどうしようもなく不安を抱えてという企業は見られなくなってきました
きっと3月決算の企業の決算予測もよい数字が発表されるのでしょう
けれども 日常の消費活動とかをみると今一つ浮き立っていないような感じがしますし
ものの値段は上がってほしくはないですが 物価には好景気が反映しているようにも見えません
なぜでしょう?
私が勝手におもうに 年金の先細り予想でいまや消費人口のかなりの人数をしめるにいたった
高齢者は将来の生活不安からお金は貯蓄にまわし消費につなげない生活をしていることも大きい気がします
また企業の業績は中国景気に引っ張られた世界の景気に引っ張られており
各企業は必ずしも独自の力で成長発展しているという実感をもちにくく
その結果 長期的なよい将来予測がしにくい ということもあり 大きな投資や賃上げを控える傾向にある
ということも影響しているのではないか とも思います
私も中国は必ずしも情報をオープンにしているとおもえず
またEUもかつての力がなくなっており アメリカも世界をリードできなくなっているので
いつ何がおこっても不思議ではないという不安感を払しょくしきれないと感じています
せめて その中で 自分の生活は自分でまもらねば とついつい思います
一人ひとりがそのように思ううちは 本当の好景気ではないとおもうのですが いかがでしょう