境界のない世界
(2012年11月12日 10:00) カテゴリー:所長通信ネット犯罪のニュースが ある種の危機感をもって取り上げられています
遠隔操作で自分の知らないうちに犯罪者にされていたり
いつの間にか銀行口座番号や暗証番号が犯罪者にしられてしまったり
自分が被害者にならない なんて誰も言えない
いや? ひょっとしたらすでに今被害者になっているかもしれない そんな世の中なのですよね
私は結構 この手の犯罪に対しては怖がりで
ネット通販などはあまり利用しないし どうしてもの場合でもカード決済はしないで受取人払いを利用することにしています
なんて ほんの小さな抵抗ですが・・・・
でも 一度この手のものを利用して 商品を購入すると あっという間に同種の商品のカタログやDMがおくられてきますから
個人情報は保護されています なんて 120%ウソだと思っています
無料であろうが ダウンロードしてください というたぐいのものはしたことありませんが それでも わけのわからないメールは山ほどきますものね
携帯電話をもち HPをアップした瞬間から この手の脅威にさらされていることを覚悟しないといけないのでしょうね
でも 顔を見せないで 陰で犯罪をおかす人とはどんな人なのでしょう
自分は いくら ネットの世界にくわしくても そんなことはしない と大多数の人は思っていると思います
でもです
ネット上の書き込みをみていると
直接相手の顔を見てなら 絶対こんなことは言わないだろう と思うような事がいっぱい書き込まれてますし
それが どれだけ広く伝わって 多くの人を傷つけたりすることもあるかもしれない
なんて たぶん誰も何も考えていないのではないかという気さえします
ネットの書き込みであろうが 直接相手の顔をみてであろうが 自分の信念で 間違ったことは言わないといわれるかもしれません
でも 直接だったら 相手の反応をみて 誤解されたようであれば訂正もできるし 真意が伝わるように説明もできますが
ネットだったら いいっぱなしだし それが転載されたり 部分的に引用されたりしたら まったく違うものに化けてしまします
ネットを介して視野をひろげ 知らなかったことを知る あるいは多くの人に何かを訴えて賛同を得る
このような良い面もたくさんあるものですから すべてを否定しようとは毛頭思いませんが
境界のない世界だからこその秩序や倫理が そして何よりも 利用する一人ひとりの自制やコントロール が
より必要となると思います
せめて 自分の発信したものに対してはフォローし 責任もってあとかたずけする ってこと(完全には無理なことはわかっていますが)
をしていきたいと思ったりします