キャリア形成
(2017年4月3日 09:00) カテゴリー:所長通信4月になりました
p今年もたくさんの新社会人が夢と希望を胸に社会に一歩を踏み出します
p昨今女性の戦略化などといわれ 女性にも期待が高まるところです
p女性のリーダーを育てようという会社も増えてきているようです
pでも身近にお手本もなく どうすれよいのか会社も本人もまだまだ手さぐり状態が続いているようです
p女性を登用しようと考えても どうしても出産や育児という期間が挟まると考えてしまうため
pキャリアを積み重ねていくにあたって 重要な仕事をどのタイミングでさせればよいのか というのが
p難しく 悩みのもとになっているようです
p複数年をかけるようなプロジェクトなら途中で出産などと戦線離脱されても ということになるでしょうし
p重要な仕事の経験を積んでもらって 産休を挟んで そのまま育児に専念します・・・ となったら
pなどとも考えてしまう というのもあながち会社を非難ばかりもしていられないところかとも思います
p片や 女性社員の気持ちになってみると どうせ出産や育児で職場を離れ 子供の顔をみたら育児に専念する気持ちになったなどと
p会社に戻ってこないのではなどと勝手に想像して 雑用や補助職しかさせてもらえないなら復職する気持ちもなくなってしまう
pそれならいっそ自分で起業しようかということにもなる ということにもなります
p先日新聞の特集で「女性リーダー20代に磨く」というタイトルで
p未来像を上司と共有し 出産前に重要な事業に携わるなど 意欲的に働き続ける女性を育てるため、
p初期キャリアへの働きかけを重視する企業が増えてきたと記事がありました
p20代のうちから多くの経験を積ませ、出産などのライフイベントの前に仕事のやりがいを実感させることで
pキャリア意識や成長意欲を高めようとする試みが増えてきた ということでした
p今の会社でどのような経験をすれば会社内での成長意欲や帰属意識などが高まるのかは女性だけの問題でなく
p男性社員にとってもだんだん不透明にもなってきているように感じますが
pきっと女性の方が身近に憧れの先輩がまだまだ少ないだけに余計に「どうすればよいの?」状態なのでしょう
pともあれ そのような試みが増えてきていることは良いことだと思います
pならば それを受けて立つ女性社員のほうも 長期展望をもって
p「出産や育児も 仕事も」と自分の将来像を描いて歩んで行ってほしいと切に望みます
pいずれにしても どうせ女性は・・という無意識の偏見が
p会社からも上司からも本人からも薄れていくための取組が
pもっともっと継続的に重層的に行われることが必要だと考えます
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