残業
(2017年3月6日 09:00) カテゴリー:所長通信あまりにも残業が多くて 自殺者がでた などという事件が多発して
p今 残業時間の上限を法としてさだめて 規制しようという動きとなってきました
pなぜ こんなに残業が問題になってきたのか と考えます
pちょっとまえまでは 残業がなければ安月給なので残業をして残業代を稼ぐ なんて話は
pそんなにおぞましい話ではなく サラリーマンあるある みたいにとらえられていたように思います
pまた 高度成長時代のお父さん方は 始発で出勤 終電で帰宅の企業戦士だ などといわれていました
pそれが ほめられた話かどうかはさておき あまり残業に心身とも疲労困憊して自殺者がでた という
p話は耳にしなかったように思います
p一体 どこが あるいは何がそのころと違うのでしょうか
pかくいう 私たちは 今が確定申告作業のピークで 残業時間云々と気にする余裕もなく
p目の前の仕事を片付けて事故なくこの時期を乗り切ることに一生懸命で毎日残業しています
pしかし 子供が小さいなどの理由がある人は 当然定時退社OKではあります
pお互いさま ということで残業できる人は残業し
p残業できない人の方が「残業できれば・・」なんて昼間必死になっている
pという感じであります
pそこで 少し思うのは
p残業代を稼ぎたくて残業していた人は 自発的であった あるいは自分なりの目的があって残業をしてきたということですし
p昭和の時代の企業戦士は 残業してモーレツに働くことで 家族に豊かな生活をさせられる とか 出世して勝ち組になってやる なんて
pやはり目的があっての残業であったと思います
pそのころと多いに違うのは 今は残業しても出世もないし 別に出世などしたくもないし それよりかは自分の時間がほしい・・・
pというようなところではないかと思います
pオリンピックを目標にしている人はどんな過酷なトレーニングも積極的にこなすけれど
p運動したくない人にとっては ちょっとしたランニングでも いじめだ~ と感じる
pこれと同じかもしれません
pそれならば
p残業時間を制限して 解決 ではないと思います
pむしろ 働くことに対する意欲や将来に対する夢がもてる社会にしなかったら 残業しなくてもたえられない人は増え続けるのではないでしょうか
pこれは 各会社の使命でもあり 政治に課せられた義務でもあり
p子供を育てる一人ひとりの取り組みでもある
pそのようなものではないでしょうか