あすの仕事を今日する
(2016年8月1日 09:00) カテゴリー:所長通信誰かに仕事をお願いすると 「いつまでですか?」と期限を聞かれる
pまた、お客さまからお仕事の依頼をうければ 期限を明言されなくても
pその内容などを考えて これは明日には返事をしないといけない とか
p今週末には中間報告をしよう などと期限を考えます
pところで このように期限が明確になっているとき
p自分の中での期限はこれと同じに設定をしている人が多いのではないかと思います
p「今週中にこの仕事をしてください」といわれれば 「今週の金曜日に完了していればよい」と考える というような設定のしかたです
p私は明確な期限の3日前を自分の期限にしています
pそれは 途中でどうしても自分がしなければならない緊急の仕事が入ってくる可能性や
p補助者にお願いした仕事が期待しているクオリティではなかったという可能性や
p順調に進捗すると思っていた仕事が停滞していたり 補助者が手に負えなくて助けを求めてくる可能生や
p疲れがたまって体調がイマイチ、思う通りに仕事がはかどらない可能性等々を考えて
pその程度の余裕を持っておいてちょうどお約束の期限が守れるという いわば経験律のようなものです
pまた事務所内の決算申告業務などは その月末が申告期限とした場合 同月の20日を事務所内期限と定めています
pそのくらいには期限を定めておかないと、最終チェックで何か間違いが見つかるかもしれない、
pある程度決算申告内容がかたまっても 納税者の方から希望や意見がでることも有るかもしれない
pなどといろいろな可能性を考慮してバタバタしてミスがでることがないように
pまたぎりぎりの日程でお客さまにご無理をお願いすることがないように などと考えるとそのくらいの余裕が必要と考えるからです
pところが
p「今週中に・・」というと「金曜日の退社時にファイルを提出すればよい」と思っていたなんて言うことがよくあります
pもちろん「今週中に・・」という不明確な期限の切り方をした上司にまず問題はあります
p「来週の月曜日の朝のミーティングに必要なので、今週中に資料を完成させておかなければならない」というように説明すべきなのです
pではそのように説明をして依頼をしたとしても 金曜日の夕方に「仕上がりました!」ということがあるのです
p思わず「自分ではできたつもりかもしれないけれど、上司のOKはでた?」などとダメだしなどもしてしまいます
pまた提出の瞬間にぱらぱらとまずみて「おっと!これはマズイ・・」ということもなくはありません
pそうなると「チェックの時間や訂正の時間もみて おそくとも木曜日の午前中には一度提出してください」とお願いするのが賢い上司ということになるのかもしれません
pところが ところが
pそのように 説明をし 指示をいれたハズ? だったのに ということもやっぱりあります
p「今日中に仕上げるつもりだったのですが、急にお客さまが見えたので」 とか
p「急に頭痛がして・・ 明日に仕上げてもよいですか」 などというようなことです
pどれも、「仕方がない・・」ことではありますが そのようなことが「絶対ない」という確信をもったことがおかしいのでは?と思います
p世の中には
p「明日でもよいことは明日にしよう」というタイプの人と
p「今日できることは今日のうちにしておこう」というタイプの人がいるみたいです
pどちらも一長一短のところはあるでしょうが
p私は「あすの仕事を今日する」というのを日常にしてほしいと思っています
p「あすの仕事を今日する」というのは
p明日あるいは明後日なにが起こるかを予測し、それを組み込んでそれに対応できるように
p今日の仕事を段取りを決めるということです
pその段取りをきめてしまえば 後は淡々と作業をこなせばよいのです
pそこを予測しないで あるいは過去の経験を活かすことなしに
pなんとなく今日の作業をこなすだけでは 周りや上司に迷惑を掛けるだけでなく
pその人自身 仕事に対する理解も自分の立場もいつまでたってもわからずに成長しないと思います
p仕事のできる人 って この「あすの仕事を今日している人」ではないかとすら思いますが いかが・・?
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