真面目 ということ
(2016年6月27日 09:00) カテゴリー:所長通信真面目である というのは 良いことだというのが一般的な考え方だと思います
p真面目とは 実直であり真摯に物事を考えたり対応したりする ということでしょうから
p真面目です と言われれば それは褒め言葉 だと思って間違いありません
pしかし
p真面目とは反面 融通が利かない ということでもあります
p同じ真面目でも 生真面目 というなると 必ずしもほめ言葉 とばかりは言えなくなってきます
p物事に真摯に向き合い考え行動する というのは大切なことであることは言うまでもありませんが
p「こうでなければならない」とか「**であるはずだ」「**であるべきだ」となると ???がついてきそうです
p学校で得た知識だけでは かなりのところが白黒がはっきりしているように思います
pでも 実生活では 知識だけでは判断できないことの方が多く
p白黒がはっきりしていることの方がむしろ少ないのではないかとも思います
p学校で得た知識を使いこなし 白黒ではなく みんなを幸せにする判断ができるようになるには
p知恵が必要です
pこの知恵は その人の経験の積み重ねから生まれるものです
p知恵をたくさん得るためには たくさんの経験が必要でしょう
pしかし 同じ経験をしたとしても 知恵につながる人もあれば つながらない人もあります
pそのあたりに真面目か生真面目かの違いもあるような気がします
pけっして不真面目になれ ということではなく
p日常のなかで 一歩引いたところで 少し融通性を発揮したほうが
p知恵につながる経験が得られる ということも多いのかな と思います
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