パナマ文書
(2016年5月2日 09:00) カテゴリー:所長通信パナマ文書(というくくりのものかどうかもわかっていませんが)の流出のニュースがでて しばらく経ちました
p全世界を揺るがすようなすごいニュース である割には
p今一つビッグニュースとして爆発的に盛り上がらない(?)ようです
pそれについて トップ政治家や経済をにぎっているような法人や個人にかかわることなので
pそのような力のある人たちはマスコミをコントロールできたり おさえこめたりできるから といった分析もネット上などではいわれています
p力のある人はどこまでいっても 特別待遇が得られて 罰せられることはないから 世の中不平等だね~ということなのでしょうか
pそのような面もあるでしょうし それはそれで社会正義とは何なのかと考えさせられたりもします
pまた 一個人の人生をつぶしてしまうようなスキャンダルをこれでもかというように取り上げはやし立てるマスコミが
pそれ以上に全精力をあげても良いようなニュースにそれほど力をいれて報道していないと感じるような この温度差も 世の中理不尽ですね~ ということで済ましてよいのか考えさせられるところです
p私は日常税務を業としていますので どのようにしてこのような税逃れと言われることができるのか という方法やシステムに興味があります
pまた、節税と脱税の違いにも興味があります
p決してこのタックスヘーブン地域を悪用するようなことを認めるわけでもありませんし
pそのような仕組みを悪用したりすることを見逃すことはあってはいけないとも考えています
pまた 法律等で禁止していないから それは罪ではない という論理に賛成をあしているわけではありません
pしかし、何がいけなくて 何はよい という線引きがどこにあるのかということについては 個別事例を具体的に考えようとするとわからなくなることもあります
p法はどこまでいっても完全であるわけはないのすから
p法の目をかいくぐって 他社を害して自分だけが利益を得る ということはいけないという抽象論はわかっていても
p無知が原因で不利な取引をしてしまうことまで救済するのは資本主義の世の中の自己責任の考え方と相いれないものではないか ということを感じることもあります
p人を欺くのは罪ですが そのような意図のないことを不注意や思い込みで不利益をこうむってしまった人が 自分の被害を訴えるのはいかがかと思えることもあります
pこのような 線引きを思う時 このタックスヘーブンのニュースは
pそのような利用(悪用?)ができるということは限られた人しか知り得ない あるいは利用できないことだったから そのような不平等はゆるされない というのか
p本来いけないことであることを知っていながら バレない あるいは社会的力で封じ込める と思って実行したと言える内容だから許されない のか
p誰がしても罪になることなのか 地位を利用して情報や特典を利用し、みんながそのようなシステムを利用できないようにしていることがいけないのか
pもう少し 誰にでもわかりやすい説明がまずは知りたいと思っています
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