公助と共助
(2016年3月28日 09:00) カテゴリー:所長通信公助とは 福祉のように 政府や自治体のような公の施策によって援助するような仕組みで
p共助とは 自分たちで助け合う仕組み とでもいえばよいのでしょうか
pある新聞のコラムで みんな公助について声をあげ要望をだし 政府もそれにこたえるべく施策を発表するが
pもっともっと共助についても意識し 育てていく必要がある といった意見をみました
p全くその通りだと思いました
p家族間で またご近所同士で あるいは職場内で 友達同志で助け合うということが
p日常にねづいている世の中である
pすなわち血の通った社会をうしなってはいけない という主張だとおもいましたので
pそうだ・・ 世の中だんだん暖かい血のかよったおつきあいが希薄になってきているものな・・・と思ったのです
pまさにその通り なのですが
pかたや それが政治家などによって言われると ちょっと・・・・と思うところがでてきます
p財源などの制約などいろいろな事情があるにしても
p共助の大切さという衣のなかに 公助の欠落をかくしてしまうような意図を感じることがあるのです
pたとえば 高齢者は家族で支えることが求められる などです
p人生の終わりの時期に一人きりでまるで物体のように扱われる などは 想像もしたくないことですが
pだからといって 老々介護のように家族に過度の負担を強いることが正当化されることではないでしょう
pこれも バランスの問題なのでしょうが
p社会をリードする人たちには 血の通った政治をしてほしいですし 限りある財源も効果的に適正配分してほしいです
pかたや1人1人は全てを社会のせいにしたり 施策の不備のせいにして要求ばかりしないで
p助け合うという麗しき伝統を守り伝えていくことをおろそかにしないという風土を大切に育てていく気構えをもつ
pそうありたいと思います