しごきは体罰?
(2015年6月29日 09:00) カテゴリー:所長通信最近はクラブ活動などで うさぎ跳びグランド一周などという 非科学的なトレーニングはないらしいですが
でも 強くなろうとすれば 苦しいトレーニングもこなさなければならないし
メダルをとるような 注目される選手は 生まれ持った才能もさることながら
やはり努力のつみかさねがあってこそ 勝利を手にすることができたことがわかります
職場などで ちょっと難しいことを命じられると
臆面もなく「無理 無理」とチャレンジするまえから拒絶姿勢をだしたり
なぜ取り組まないかというう質問に「だってどうすればよいのか教えてくれないから」という答えが返ってきたりすることを
よく見かけるようになりました
それらの人に対して 「これは命令だ!」とばかりに強権発動に及ぶと パワハラだ なんて騒ぎにもなるようです
昔 東京オリンピックで一躍脚光を浴びた女子バレーの監督に
よく選手がきびしいトレーニングに耐えて練習しますね という質問をしたところ
金メダルを取るという目標があるので しごきが体罰(拷問)にはならないという答えが返ってきた という話を聞いたことがあります
つまり 目標を持たず嫌がる人に強制すればそれは体罰であり拷問になるが
明確な目標にむかって 積極的に挑んでいくという時は 同じことをしてもそれは体罰でも拷問でもない
ということだと理解したことをおもいだします
「頑張って 挑戦しなさい」と直接的に叱咤激励すると 下手をするとパワハラ・・・
ならば
この課題をクリアすれば こんなあなたになれますよ というような結果をビジュアルにみせたり
まず目標を明確にして それを達成するための有効な方法なのだと納得できるように説明する
ということが有効な指導になるかもしれません
こんな気をつかってるのに・・・ と腹立ちの方々もたくさんおられるとは思います
管理職はつらいよね の世の中なのでしょうか