幼い子供と接して
(2015年4月13日 09:00) カテゴリー:所長通信最近二人めの孫がうまれたので 上の子供のおもりをする時間が増えました
まだ2歳半の子供ですから 片言の言葉しか話せませんが
いろいろなことを訴えます
「おなかへった~」 「取れない・・」 「開かない~」 「あつい・・・」などです
このような言葉が発せられた瞬間 孫に甘~いおばあちゃんは
希望を察して いそいそとおやつをお皿に入れたり おもちゃの箱を開けたり してしまいます
孫だから・・・抵抗なく行動してしまって 結構嬉しがっていたりもするのですが
ふっと気づくと職場でも同じような会話があります
「**ができない」「私の名刺がありません」などとしか言わない大人が結構存在します
そういえば「***にお願いすれば?」とか「こうすればできるよ」とか「それは**するのがよいよ」といった答えがもらえると期待しているようです
その期待はみえみえですので さっさと「それはこうすればできるよ」とか「手配しておいてあげる」と答えてしまえば人間関係も穏やかに流れ
優しい 親切な上司という評判もえられるのですが
最近はそれをしていると
指示待ち 答え待ちをして 期待する応えが得られないとなると
「意地悪だ」 とか 「教えてもらえないのだから できなくても仕方ないですね」とか
あなた小さい子供か! ということになることも珍しくなくなってきました
直接的に回答しない限り 「教えてもらえない」「指導してもらえない」になり
「一度**について自分で確認してみたら」などと言おうものなら「ケチ!」
あ~ せめてウチの孫はこんな大人にしたくない・・・・
なので「開かない~」には「開けてください でしょ」 などと会話しながら対応するよ心がけています
そのうち 「なんでもかんでも人にたよらないで まずは自分でやってみなさい」 などと 言わねばならない時もくるでしょうが
まずは 何がしてほしいのか 何がしたいのか をちゃんとお願いできることもこれからの社会では大切かな などと思って
孫の相手をしています