子ども手当
(2013年11月13日 09:00) カテゴリー:所員ブロブタグ: 所得税
子ども手当支給により、所得税計算上、子供が扶養控除の対象となくなったことに
ついて。(だいぶ前の話ですが…)
子ども手当を得ているので、子どもは収入有りなので扶養外?という考えなのかは
わからないけど、そのように変わって以来、ずっと、では実際はどれだけ支給により
家計は潤っているのかが気になっていたので、ざっくり計算してみました。
(前提)給与所得しかなく、子どもは1人
①年収300万円の方
子ども手当支給(月15,000円*12か月=18万円)
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は77,000円
扶養家族の対象外となって、所得税額は96,000円
税額が19,000円高くなったので、実質は161,000円のプラス☆
②年収600万円の方
子ども手当支給(月15,000円*12か月=18万円)
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は348,500円
扶養家族の対象外となって、所得税額は424,500円
税額が76,000円高くなったので、実質は104,000円のプラス☆
③年収1,000万円の方
子ども手当支給(月5,000円*12か月=6万円)←年収833万円以上は5千円!
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は1,070,600円
扶養家族の対象外となって、所得税額は1,158,000円
税額が87,400円高くなったので、実質は27,400円のマイナス★
年収1,000万円もあれば、実質マイナスでもいいやん…と言えば元も子もないですが、
こういう損となる話は政府は説明しませんよね。。。