子ども手当支給により、所得税計算上、子供が扶養控除の対象となくなったことに
ついて。(だいぶ前の話ですが…) 
子ども手当を得ているので、子どもは収入有りなので扶養外?という考えなのかは
わからないけど、そのように変わって以来、ずっと、では実際はどれだけ支給により
家計は潤っているのかが気になっていたので、ざっくり計算してみました。 

(前提)給与所得しかなく、子どもは1人 

①年収300万円の方 
子ども手当支給(月15,000円*12か月=18万円) 
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は77,000円 
    扶養家族の対象外となって、所得税額は96,000円 
税額が19,000円高くなったので、実質は161,000円のプラス☆ 

②年収600万円の方 
子ども手当支給(月15,000円*12か月=18万円) 
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は348,500円 
    扶養家族の対象外となって、所得税額は424,500円 
税額が76,000円高くなったので、実質は104,000円のプラス☆ 

③年収1,000万円の方 
子ども手当支給(月5,000円*12か月=6万円)←年収833万円以上は5千円! 
子どもが扶養家族の対象とすると、所得税額は1,070,600円 
    扶養家族の対象外となって、所得税額は1,158,000円 
税額が87,400円高くなったので、実質は27,400円のマイナス★ 

年収1,000万円もあれば、実質マイナスでもいいやん…と言えば元も子もないですが、
こういう損となる話は政府は説明しませんよね。。。