グローバル時代の経営革新
(2013年9月9日 09:00) カテゴリー:所長通信現在 インターネットの普及などの影響で 地球はどんどん小さくなってきています
産業革命以降 近代化を促進してきた工業社会から 知識社会と変貌を遂げています
工業社会では分配の法則が生きていたのが
知識社会では 共有の法則になっています
そうですよね
ハンマーはみんなで一緒に使えないけれど 知識はみんなで使えますものね
いまから10年くらいまえ
このような問題意識のもと 「個を活かし全体を活かす組織のあり方」というテーマで論文に取り組んでいました
そのころは 理想論とか 現実的でない とかよくいわれました
しかし 10年たった今 それは決して理想論でも空想でもないことが証明されてきています
会社では 社長のトップダウンに従業員が従うのではなく 自律し自省できる社員が環境との境界線で自由にかつ独自能力を駆使して活動しないと
社会の進歩に取り残される
あるいは
多様化した環境に適合しぞこなう
ことは自明になってきています
わかりやすく言えば
監督がサインをだして選手がそれにしたがって動く野球型ではなく
全員がフラットな関係で違った役割をこなす
そして 誰かひとりの指示ではなく アイコンタクトで感じ合い調和した動きが求められるサッカー型が求められている
と言えるのではないでしょうか
まさに企業もダイナミックなネットワーク型になる時がきているのです
そこで活躍する人 企業はそれを切に求めていると思います
けれど そのような人(社会人)が育っているのか
教育の場でも 社会全体でも あらゆるところでの取り組みが必要とされています